組曲「国分寺」~礎~ 第2楽章 真姿の池

作詞 / 作曲 / 編曲
作曲:笹渕 仁志 (H.S.Sasabuchi)

曲の解説
嘉祥(かしょう)元年(848)、一世の美人とさわがれた玉造(たまつくり)小町(こまち)が難病で苦しみ、治療の効なく次第に醜くなっていく自分の顔を眺めながら、「仏様の御慈悲にすがっても」という深刻な心情で武蔵国分寺を訪れました。

薬師(現国分寺本尊)の宝前にぬかずき、精魂かたむけて祈りつづけること21日目。一人の童子が突然現れ、小町をとある池のほとりに誘い「この池水にて洗うべし」といって姿を消してしまいました。この仏様の御慈愛によって小町の難病はなおり、元の美しい姿になりました。

このことからこの池を真姿の池とよび、弁財天(べんざいてん)が祭られています。

この曲では、最初は Piano で水滴の音を、途中から水滴の音を Glockenspiel、水流の音を Piano で表現し、最後はまた Piano の演奏する水滴の音で終わります。

パートの構成
Wood Winds
Flute 1st, 2nd, 3rd
Oboe
Bassoon
B Clarinet 1st, 2nd, 3rd
B Bass Clarinet
B Soprano Saxophone
E Alto Saxophone 1st, 2nd
B Tenor Saxophone
E Baritone Saxophone
Brass Instruments
B Trumpet 1st, 2nd, 3rd
F Horn 1st, 2nd, 3rd, 4th
Trombone 1st, 2nd
Bass Trombone
Euphonium
Tuba
Strings, Keyborads & Percussions
Contrabass
Piano
Glockenspiel
Marimba
Percussions
(Triangle, Suspended Cymbal)
Snare Drum, Bass Drum

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参考音源
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