聖武天皇(701~756・第45代)は天平13年(741)、当時大流行した疫病(朝鮮半島から九州に入り全国に蔓延した天然痘)と飢饉から国を護り、国民を救うため、同年3月24日に「国分寺創建の詔」を発布しました。この詔を受け、武蔵国府(現在の府中市大国魂神社近く)に程近いこの地に国分僧寺と国分尼寺を、20年余の歳月をかけて完成しました。当時の敷地は東西900メートル、南北550メートルと、非常に広大な面積を誇ったと伝えられています。
国分寺の総本山である、奈良、東大寺に次ぐ、各地の国分寺の中で最大規模だとのことです。
その国分寺の建立の様子を、NHKの大河ドラマのテーマ曲さながらに、勇壮な曲に仕上げました。