国分寺市内には様々な研究機関がありますが、中でも有名なのは電機メーカーの日立製作所の中央研究所でしょう。原生林の緑に囲まれた日立の中央研究所は「今日の開発と共に10年、20年先を目標とした研究を行なう」という小平創業社長の理念のもと、1942年に設立されました。
国分寺には補聴器メーカーとして有名な「リオン株式会社」があります。そこに併設されているのが「財団法人 小林理学研究所」です。真姿の池湧水群にあり、道路交通などの騒音や振動、建築音響、超音波などの研究をしています。
国立駅に程近い光町には「財団法人 鉄道総合技術研究所」があります。ここは、旧国鉄の研究・開発部門を承継した機関で、1986年に設立されました。超伝導リニアモーターカーをはじめとした研究が行われています。